太陽が出ていない夜は?

 太陽が出ていない日、雨の日や曇りの日、あるいは雪の日は、発電量が非常に少なくなってしまったり、また、発電が不可能になってしまったりする、ということが分かりました。
太陽光発電を導入するために、多額の費用を払っても、これでは、まったく意味がないのです。
その意味で、コストが高いというのは、改めて、問題点として挙げられます。

 太陽が出ていない、という状況は、他にもあります。
昼間は、太陽が出ていますが、夜は、太陽は地平線の下に沈んでしまい、地球の裏側に行ってしまうのです。
日没後から日の出までの数時間は、太陽がない、ということになるのです。

 夜に太陽がないのは当たり前と、今までは思ってきたかもしれませんが、太陽のエネルギーを日々の生活に使うとなると、たとえば冬の日没から日の出までというのは、長い日で12時間近くになるのです。
一日の半分は、太陽がないということです。

 しかし、私たちの生活は、夜のほうが電気をよく使います。
電灯や自宅のエアコン、テレビ、台所用品などを一番使うのは、夕飯時以降、仕事が終わってからではないでしょうか。
もしかすると、昼間は、子供は学校へ行き、大人は仕事へいっているとなれば、昼間は、家の中に誰もいないという家庭も、現代の日本では少なくないと思います。

 太陽の出ていない夜は、太陽光発電は、どうなるのでしょうか?
実は、この点も、太陽光発電の大きな問題点なのです。
太陽光発電には、蓄電機能はありません。
要するに、昼間の太陽のエネルギーで作った太陽光エネルギーを夜まで貯めておくということができないのです。
一番電気を使う時間帯に、太陽光エネルギーを使えないのです。
いや、蓄電機能がないというと、語弊があるかもしれませんが、現実的に蓄電池はコストが非常に高く、一般には普及していません。

 ですから、夜は、従来と同じく、電力会社から、電気を買わなくてはならないのです。
この点でも、太陽光発電を導入するときのコストの割高感が、問題点となっています。

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