経済的メリットは、ほんとはどれくらい?

 太陽光発電の問題点を、さまざま探って見ました。
まずは、導入コストが非常に高いという点が、大きな問題点でした。
そして、設備の故障や、発電量などによって、初期投資にかかった費用が、その後回収できるのか、回収できないのか、あるいは、何年後に回収できるのか、ということを考えなくてはいけないということが分かってきました。

 では、経済的なメリットというのは、どれくらいなのでしょうか?
経済的メリットは、ある、ない、と簡単にいうことはできません。
一般家庭の太陽光発電を経済的に見るとき、いくつかの項目ごとに考えてみることが大切なのです。

 ひとつは、「太陽光発電量から見る経済性」、二つ目は、「太陽光発電の売電料金から見る経済性」、三つ目は「太陽光発電と作物を比較した場合の経済性」などです。
たとえば、「太陽光発電量から見る経済性」については、普通に考えると、消費量よりも発電量が多ければ経済的に見合う結果となります。
経済的に見合う発電量とはどの程度かというと、これは、各家庭によって違ってきます。
分かりやすいのは、まず、自宅で消費される電力量を考えてみるというでしょう。

 各家庭の12ヶ月の電力消費量の最高値と平均値を求めます。
その中間値を、必要電力量とします。
必要電気量が算出されたら、それに合った発電設備を設置し発電を開始することになります。
発電が開始されたら、太陽光発電量からの経済性を考えます。
この太陽光発電量は、太陽電池の設置面積と受光時間に左右されますので、専門的な知識もある程度必要になります。
ただ、一般的には、平屋根を除いて南向きで通常の屋根勾配に合わせて設置して、受光時間さえ確保できれば問題はないと言って良いといわれています。

 太陽光発電の発電量から見る経済性は、一般的には、屋根に設置した太陽電池の設置量に比例し発電量は増加し、消費量を上回ることになります。
太陽光発電の経済性について考える場合は、消費量よりいかに発電量を増やすかを考えなくては、経済性は低くなる結果となります。

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