太陽光発電詐欺って?

 太陽光発電が、少しずつ広まる中、また、補助金制度が再開されるなど、いくらか導入がしやすくなる中、太陽光発電に関するトラブルも、問題点として多く報告されるようになりました。
その中には、悪徳業者や詐欺なども発生しています。
たくさんの販売業者が、太陽光発電設備を扱っていますが、せっかく多額の初期費用をかけて設備を設置し、導入するのですから、きちんとしたメーカーや、販売施工業者を選ばなくてはなりません。
しかし、高額な商品であることに目をつけて、客をだます亜悪徳業者や詐欺業者が実際に存在するのです。

悪徳業者

 そこで、このような悪徳業者や詐欺業者など多くの問題点を抱えている業者を事前に見分けて、トラブルを回避する必要があります。
トラブルの例を、いくつか考えてみたいと思います。
まず、業者に見積もりを出してもらう際のチェックポイントです。

 ひどい悪徳業者の中には、屋根を診ずに、図面だけで簡単に見積もりを出す業者もあります。
しかし、図面で判断できるのは、屋根にどれだけ太陽光パネルが設置できるかということと、屋根の材質(コロニアル、金属板瓦棒、金属横葺、金属屋根折板、和瓦、洋瓦、平板瓦など)によってどんな設置工法が可能かということだけなのです。
実際に、電気の利用状況を聞いて、屋根の強度や傷み、特別な配線の必要性などをチェックしなければ、システムの見積もりも工費の見積もりも確かなものは出ないのです。
図面だけをみて安く見積もりを出し、手抜きで帳尻を合わせるという、悪徳な方法を行う業者もありますので、注意が必要です。

 次に、太陽光発電設備のメーカーの違いを聞くときの、チェックポイントです。
業者が、どのメーカーの住宅用太陽光発電システムを扱っているかは、必ず確認するポイントです。
複数のメーカーのシステムを扱っている場合は、それぞれの違いや特性をきちんと説明してもらいましょう。

 例えば、太陽電池モジュールのセルは、シリコンの密度によって多結晶タイプと単結晶タイプの2種類があります。
単結晶タイプは、高出力ですが、その分価格も高いのです。
値段は、多結晶タイプの倍ほどになります。
シャープには単結晶と多結晶のどちらの製品もありますが、京セラと三菱は多結晶タイプのみ、サンヨーは単結晶タイプのみと、メーカーによってタイプも値段も違います。

 このようにメーカーによって、製品の特徴、金額、性能などまったく違いますので、自分の家にピッタリのメーカーを選ぶためにも、業者には、メーカーの違いを説明してもらいましょう。 そういったメーカーによるシステムの違いを、きちんと説明してくれない場合、商品知識がなく、悪徳業者である可能性もあります。