余った電気が売れない!ってことも。その2

 太陽光発電で、せっかく余るほど生み出された電力が売れない、という状況があるということが分かりました。
「電圧上昇抑制」といわれる状況が起こると、売れないということなのです。
この場合、モニターには、「電圧上昇抑制機能が働きました」などという表示が出るということです。

 ほかに、すでに太陽光発電を導入していて、このような問題点を抱えている方がいます。
その方の家は、一軒家で、近所にはもう一軒しかない田舎に住んでいます。
周囲は田んぼで日当たりもとっても良くて、大きな太陽光発電パネルを、南側の屋根につけようと思いました 。
発電した電力は、うちで使わなかった分は、電力会社に売って、すべて誰かが消費するのに使われるものと思っていました。
ところが、その方の家で発電した太陽光エネルギーは、うちに来ている電柱のトランス(変圧器)から分岐している家にしか行かずに、しかも、その周囲の家が全部太陽光発電をつけたら、どこにも売れないということなのです。

 これでは、余った電機は捨てられる、要するに、売ることができない、ということですね。
これはどういうことかというと、系統連系で電力のバンクの電圧が高い場合、売電されない場合があるのです。
しかも、その方の周囲の家が、全部太陽光発電をつけたら、どこにも売れないというのも、事実です。
今のところ、太陽光発電の普及率は低いので、売電出来るということが、セールスポイントになっていますが、太陽光発電が広く普及すれば、同じように発電しても、売れる家と、売れない家が出てきてしまうのです。

 このような状況になると、不足分電力のコントロールが難しくなることも考えらますので、将来的には、新規の売電を許可しなくなる可能性もあるかもしれません。
太陽光発電は、20年30年と長く使うものです。
先のことまでいろいろ考えて、電力会社や業者などが宣伝している、「発電量-自分の消費量=売電」という図式を鵜呑みにせずに、いろいろな情報を集めることが大切になります。