結局のところ太陽光発電は、損か得か?

 最後に、太陽光発電を導入しようかどうしようかと迷っている方へ、太陽光発電は、損か得かということを考えてみたいと思います。
もちろん、多額な商品を購入し、自宅の工事までして、損をするというのは、馬鹿な話です。
相応の得なこと、メリットがなければ、太陽光発電を導入する意味はないのです。
では、太陽光発電は、損なのでしょうか?得なのでしょうか?

 これまで、太陽光発電はそれほど普及していなかったというイメージがありますが、近年、太陽光発電は、以前に比べるとずいぶん広まりつつあります。
日本の電力会社は10社あります。
この電力会社10社は、2020年までに、合計で発電の出力を14万キロワットある発電設備を、全国に30箇所建設して、発電規模を、これまでの33倍に引き上げるという計画があります。
電力会社は原子力発電をメインにしていましたが、原子力発電は、ご存知のようにトラブルが続いています。
そのため、原発の利用率は、上がっていないのです。

電力会社10社

 ですから、太陽光発電などの新しい、安心で安全なエネルギーを利用するということが本気で考えられています。
それに伴い、国会でも、補正予算で太陽光発電機器を購入する世帯に約20万円を補助して、標準的な機器(約200万円)を約1割安く買えるようにするという案が通りました。
これが、国の補助金というものです。国の補助金は、日本の電力計画に関係のあるものだったのです。
では、この補助金を受けると、トクなのでしょうか?

 中には、補助金をもらっても損をするのではないかと思われる方もいるかと思います。
設置する時に、国の補助金として20万円をもらったとしても、実は、政府の中には、「3~5年待っていれば太陽光発電機器は半額になる」と予測している人もいるのです。
ですから、結局、補助金をもらっても、今導入するのは、価格が高いということになるのではないでしょうか。
しかし、3年~5年後の、太陽光発電システムの値段を、明確に予測している人は、誰もいません。
今買うのが、高い買い物なのか、あるいは5年後でも高い買い物なのかは、実際には誰も分からないのですが、このような予測もあるということは知っておきましょう。

 家庭用の太陽光発電機器システムは200万円弱です。
ここから、補助金を20万円もらって、180万円になります。しかし、5年後に、もし半額になるのであれば、200万円のシステムが、100万円になるということです。
200万円はかなり高いと思う方も多いと思いますが、100万円なら、手が届くという方も多いでしょうし、5年後の100万円の商品を選択する人は、おそらくたくさんいるでしょう。